【スタッフ紹介】わたしの感動物語 No.003
ブライダルスタッフの感動物語
おはようございます。本日ご紹介するのは、入社してまもなく担当した妊婦のお客様との出会い、そして衣裳選びを経て新婦様からいただいた言葉のおかげで接客員として自信を持つことができたブライダル事業部メトロポリタンエドモント衣裳室の三ツ橋室長の感動物語です。
『お客様から頂いた言葉』私が入社して間もない頃、ようやく独り立ちできるようになり、担当させて頂いたお客様のことです。そのお客様は私よりも10歳以上も歳の離れた妊婦のご新婦様でした。そのご新婦様からみたら私は、見た目にも幼い新人の接客員で、きっと「本当にこの子に衣裳合わせを任せて大丈夫なのだろうか?」と不安に思われていたことと思います。
妊婦さんということもあり先輩にアドバイスを頂きながら、私なりに一生懸命衣裳合わせを進めていきましたが、なかなかドレスが決まらずにいました。そんな中、衣裳合わせの際にご新婦様とコミュニケーションを図っていく中で伺ったご新郎様ご新婦様の「アットホームな挙式、披露宴にしたい」という想い、またご新婦様のお母様がお話しされるご新婦様への想いや、これから産まれてくる初めてのお孫さんへの想いなどを伺っているうちに、私の頭の中には当日のご新郎ご新婦様と、お二人を囲むすべての方々の笑顔が目に浮かんできました。
そしてそれを実現するためにはご新婦様が本当に心から「このドレスで良かった」と思えるドレスでなければならないという事に気づき、私はその責任を担っているのだと改めて気づかされました。
それから私はそのご新婦様のお好みを考え取り寄せなどをして何点かのウェディングドレスをご提案させて頂きました。そしてその中の一つをご新婦様に大変気に入って頂き決定することができました。その日、お帰りの際にご新婦様は目に涙をいっぱいに溜めて、私に「このドレスに出会うことができて本当によかった。三ツ橋さんに担当してもらえて本当に良かった」と言って喜んで頂くことができました。私はこの時に初めてこの仕事の本当の楽しさや喜びを実感することができたと思います。それまで私は、この仕事に本当に向いているのだろうかなどと不安に駆られることが多くありました。しかし、ご新婦様に頂いたお言葉で自信を持つことができました。私が行ったことは特別なことでも何でもなく、今ではどのお客様に対しても行うべきごく当たり前のことです。
しかしお客様にとっては一生に一度のことです。そのお手伝いをさていただいているという重い責任があるということ、そしてその分大きな喜びを得られるということに、この時に気づかせて頂くことができました。
そのおかげで今まで数えきれない程の笑顔に沢山出会うことができました。これからもその為に一組一組のお客様と向き合い精心誠意尽くしてまいりたいと思います。 |